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【令和8年度診療報酬改定】病院のサイバーセキュリティ対策を解説|365Registryで証跡・規程・台帳を見える化

  • 執筆者の写真: Yuki
    Yuki
  • 3月18日
  • 読了時間: 7分

【令和8年度診療報酬改定】病院のサイバーセキュリティ対策は「導入」から「証跡管理」へ




365Registryで、電子カルテ・規程・チェックリスト対応を見える化する



令和8年度診療報酬改定で、病院のサイバーセキュリティ対策はこれまで以上に重要なテーマになりました。


いま病院に求められているのは、単にセキュリティ製品を入れることではありません。

電子カルテ、医療DX、電子処方箋、電子カルテ情報共有サービスを安全に運用できる体制を整え、必要なときに説明できることです。


厚生労働省の令和8年度診療報酬改定【医科全体版】では、改定の具体的方向性として、医療DXやICT連携を活用する医療機関・薬局の体制の評価が示されています。さらに全体概要版では、電子的診療情報連携体制整備加算の新設が明記されています。 


この流れの中で、院長・事務長が押さえるべきキーワードは次の5つです。


令和8年度診療報酬改定

病院 サイバーセキュリティ対策

医療DX

電子カルテ 安全管理ガイドライン

立入検査対応


そして、これらを現場で回すうえで重要になるのが、証憑・規程・台帳・チェック状況を一元管理する仕組みです。365メディカルでは、そのための土台として365Registryという考え方が有効だと考えています。




令和8年度診療報酬改定で、なぜ病院のサイバーセキュリティ対策が重要なのか



今回の改定では、病院における医療DX推進がさらに前に進みます。電子処方箋、電子カルテ情報共有サービス、マイナ保険証の活用など、医療情報の連携が広がるほど、同時に情報を守る体制が重要になります。厚労省の医療DX関連資料でも、電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスの整備を含む体制評価が整理されています。 


ここで重要なのは、サイバーセキュリティが単なるIT課題ではなく、

病院経営・診療継続・施設基準・院内統制の課題になっていることです。


実際、厚労省が公開している「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版」では、医療機関に対し、技術面だけでなく、運用管理、棚卸、規程整備、委託先管理、IoT機器管理まで含めた安全管理が求められています。 


つまり、これからの病院は

「電子カルテを導入しているか」ではなく、

「電子カルテや関連システムを安全に、継続的に、説明可能な形で運用できるか」

が問われる時代に入っています。 




病院のサイバーセキュリティ対策で基準になるのは「安全管理ガイドライン第6.0版」と「チェックリスト」



病院の院長・事務長がまず確認すべき公的な基準は、主に2つです。


1つ目が、医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第6.0版

2つ目が、医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストとそのマニュアルです。


厚労省は、医療機関、薬局、医療情報システム・サービス事業者に対して、ガイドラインを参照しつつ、チェックリストを活用してサイバーセキュリティ対策を行うよう案内しています。 


また、医療機関確認用のチェック資料では、アクセス権限設定、不要アカウントの削除・無効化、端末管理、規程類の整備などが明示されています。 


ここから分かるのは、今後の病院運営では、

「対策していること」だけでなく、「対策状況を記録・管理し、説明できること」

がますます重要になるということです。




病院の院長・事務長が見落としやすいサイバーセキュリティ対策の実務



病院でよくあるのは、電子カルテ本体には意識が向いていても、周辺の管理が追いついていないケースです。


たとえば、次のような状況です。


・部門システムや医療機器の一覧がない

・ベンダー保守回線の管理が属人的

・責任者が決まっていても任命記録が散在している

・BCPや復旧手順はあるが最新版が分からない

・チェックリストの進捗がExcelや紙で分散している

・院長、事務長、現場責任者で同じ資料を見られない


安全管理ガイドライン第6.0版では、IoT機器や検査装置等に付属するシステムも含めたリスク分析、アップデート運用、棚卸手順の策定と定期実施が求められています。つまり、電子カルテだけ見ていても不十分です。 


さらに厚労省のサイバーセキュリティ関連ページでは、医療機関向け研修、教育コンテンツ、インシデント発生時の相談・初動対応依頼窓口も案内されています。サイバー対策は、機器導入ではなく、体制・教育・初動対応まで含めた運用として考える必要があります。 




365Registryが病院のサイバーセキュリティ対策に役立つ理由



365メディカルが提供する365Registryは、病院に必要な証憑類や管理資料を一覧化し、登録済み・未登録・更新対象を見える化するためのレジストリです。


サイバーセキュリティ対策との相性が良い理由は明確です。

病院のセキュリティ実務で本当に大変なのは、対策そのものだけではなく、

「必要な文書・記録・台帳を、誰でも追える状態にすること」

だからです。


たとえば365Registryの考え方は、次のような管理に向いています。


・医療情報システム安全管理責任者の任命記録

・サイバーセキュリティ対策チェックリストの実施状況

・安全管理ガイドライン対応の規程・手順書

・電子カルテ、部門システム、医療機器、ネットワーク接続機器の一覧

・委託先、保守契約、リモート保守に関する資料

・バックアップ、BCP、復旧手順、訓練記録

・教育研修記録、更新履歴、改訂日管理


つまり365Registryは、ウイルス対策ソフトやEDRの代替ではありません。

そうではなく、病院のサイバーセキュリティ対策を、院内運用と証跡管理のレベルで整えやすくする仕組みです。




立入検査・院内監査・施設基準対応で強いのは「すぐ出せる病院」



サイバーセキュリティ対策は、実施していても、必要な資料がすぐ出せなければ院内では機能しません。


厚労省が公開している医療機関向け資料では、チェックリストの考え方や確認方法をマニュアルで確認するよう示されており、規程類の整備も項目として明確に入っています。 


このため、病院の院長・事務長にとって重要なのは、

“やっている”こと以上に、“整理されている”こと

です。


365Registryを活用して、規程、手順書、責任者記録、台帳、訓練記録、チェック結果を紐づけて管理しておけば、立入検査や院内確認の場面でも、必要資料にたどり着きやすくなります。




令和8年度診療報酬改定に向けて、病院が今すぐ始めたい実務ステップ



R8診療報酬改定や医療DX対応を見据えて、病院が今すぐ進めたいのは次の流れです。


まず、電子カルテ、部門システム、医療機器、外部接続、保守回線、バックアップ先の一覧化

次に、責任者、連絡体制図、規程、BCP、インシデント時手順の整理

その後、アクセス権限、不要アカウント、端末管理、教育記録、訓練記録の確認

最後に、チェックリストの進捗を見える化し、更新管理できる形にすることです。これらは厚労省のガイドラインとチェックリストの方向性にも沿っています。 


ここで365Registryのような証憑レジストリを使うと、

「何があるか」

「何が不足しているか」

「何を更新すべきか」

が見えやすくなります。




まとめ|病院のサイバーセキュリティ対策は、365Registryで“見える化”する時代へ



令和8年度診療報酬改定により、病院のサイバーセキュリティ対策はさらに重要になります。

ただし、現場で差がつくのは、製品を導入した病院より、対策状況を整理し、継続的に管理できる病院です。 


院長にとっては、診療継続と経営リスクの問題。

事務長にとっては、施設基準、医療DX、立入検査、院内説明の問題。

そして病院全体にとっては、安全管理ガイドライン第6.0版に沿って、証跡を持って説明できる運用体制づくりが重要です。 


365Registryは、そのための

「規程」「チェックリスト」「台帳」「記録」を見える化する管理基盤

として活用しやすい仕組みです。


サイバーセキュリティ対策を、IT部門だけの話で終わらせず、

病院全体の証憑管理・準備状況管理・運用改善のテーマとして整理すること。

それが、R8診療報酬改定時代の病院経営に求められる実務対応です。


※本記事は、2026年3月18日時点で公開されている厚生労働省資料をもとに整理しています。令和8年度診療報酬改定の詳細な算定要件・施設基準・通知は、今後の正式な告示・通知をご確認ください。

 
 
 

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