【令和8年改定対応】「医療DXは“活用フェーズ”へ」──だから今、365レジストリが効く理由
- Yuki

- 3月4日
- 読了時間: 4分

「DXはもう導入してます」
2026年(令和8年)の診療報酬改定で、この一言だけでは通用しなくなります。
今回の改定が突きつけているのはシンプルです。
“導入したか”ではなく、“運用できているか(=証明できるか)”が収益を左右する。
電子処方箋、電子カルテ情報共有サービス、サイバーセキュリティ、Webサイト掲載…。
やるべきことは増える一方で、現場ではこういう声が出ます。
何をどこまでやれば「算定できる状態」なのか分からない
資料が散らばっていて、監査・届出のたびに探し回る
担当者が変わると、運用も証拠も引き継げない
Web掲載の更新が追いつかず、情報が古くなる
そこで効いてくるのが、365レジストリ(=“証憑・運用の見える化”の仕組み)です。
この記事では、改定のポイントに沿って「365レジストリがなぜ有用なのか」を整理します。
1. 「取得→活用・連携」へ:要件が“運用型”になるほど証憑が増える
新加算は、電子処方箋や共有サービスなど複数要件の組み合わせで成立します。
ここで起きがちなのが「やってるつもり問題」。
どの部署が
いつから
何をどう運用し
証拠はどこにあるか
これがバラバラだと、算定可否の判断が「担当者の記憶」になります。
365レジストリは、運用の証拠(設定画面、運用ルール、手順書、教育記録、点検記録、ログ等)を“施設基準ごとの箱”に揃え、いつでも出せる状態にする。
つまり、現場の「できてるはず」を、“証拠ベースの算定”に変えます。
2. 「入院160点」と「診療録管理40点減」:ここは“収益防衛”の話
入院側は、DX対応施設に加算が新設される一方、既存点数が下がります。
記事で指摘されている通り、ここは実質「原資の移動」です。
対応が遅れると、
“増えない”ではなく、“減るだけ”になる可能性がある。
さらに入院の算定要件では、サイバーセキュリティ(BCP・復旧計画・訓練等)がゲートキーパー化します。
「対策してます」では足りない。求められるのは、
BCPがある
バックアップ構成が説明できる
復旧訓練の記録がある
見直し履歴がある
という、監査・確認に耐える一式です。
365レジストリは、この“訓練・点検・見直し”の年次イベントを回せる形で残すのに強い。
属人化しやすいセキュリティ運用を、経営の収益防衛の証拠に変えられます。
3. 「ウェブサイト掲載の義務化」:作って終わりじゃない、“更新管理”が本丸
改定の象徴の一つが「原則Web掲載」。
院内掲示から、公開情報へ。
ここで厄介なのは、Web掲載は“更新され続けていること”が問われる点です。
制度改定や要件変更のたびに更新
「最新状態」を担保
根拠資料と整合していること
これが崩れると、信頼性にも直結します。
365レジストリ側に“Web掲載コンテンツの正本”を置き、更新履歴・根拠・承認を残せるようにすると、
「サイト担当が変わって古いまま」「何を根拠に書いたか不明」を防げます。
4. 「当面の間」:猶予ではなく、“突然の義務化”に備える期間
在宅や調剤での共有サービス導入要件の期限が「当面の間」に。
これを「先送りできた」と捉えるのは危険です。
インフラが整い次第、いつでも締まる可能性がある。
このとき差が出るのは、導入そのものではなく、準備の蓄積です。
マニュアル
教育資料
チェックリスト
体制図
ベンダー資料
実施記録
365レジストリがあると、今は未導入でも「導入できる状態」を証拠付きで積み上げられる。
制度が動いた瞬間に走れる施設と、詰まる施設の差はここで決まります。
まとめ:365レジストリは「算定できる状態の維持」を仕組み化する
令和8年改定の流れは、
導入 → 活用
院内掲示 → Web公開
努力目標 → 実質義務
へ、確実に進んでいます。
このとき必要なのは、ツールを増やすことではなく、
運用と証拠を散らばらせず、更新可能な形で保管・提示できる仕組みです。
365レジストリを一言で言うなら:
「施設基準に必要な“証憑”と“運用”を、いつでも出せる形で揃え続ける基盤」。
「うちは何をどこまで揃えればいい?」
「Web掲載・BCP・訓練記録まで含めて整理したい」
そんな方向けに、施設基準ごとの“証憑リスト(テンプレ)”と、365レジストリでの整理例も用意できます。必要ならお声がけください。
一般社団法人365メディカル




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