2026年、医療機関は何が変わるのか?
- Yuki

- 2 日前
- 読了時間: 6分

医療法改正・診療報酬改定・医療DXを一つにまとめて整理しました
2026年は、ここ数年の中でも特に医療制度が大きく動く一年になりました。
医療法改正、令和8年度診療報酬改定、医療情報システムの安全管理ガイドライン第7.0版、新たな地域医療構想、医療広告規制、骨太の方針2026、そして医療DX令和ビジョン2030。
これらは、それぞれ別々に公表されていますが、実際の医療機関ではすべてがつながっています。
「診療報酬だけ確認すればよい」「医療法だけ押さえればよい」
という時代ではありません。
制度全体を理解し、それぞれの関係性を把握することが、これからの病院・クリニック経営では重要になります。
そこで365メディカルでは、2026年の制度改正を一つのページにまとめた特設ページを公開しました。
なぜここまで制度が変わるのか
日本は人口減少と超高齢社会を迎えています。
医療従事者不足も深刻になり、
・医療DX・AI活用・地域医療再編・サイバーセキュリティ・医療情報共有
これらは「やった方が良い取り組み」ではなく、「医療提供体制を維持するために必要な仕組み」と位置付けられています。
つまり、2026年は「制度が変わる年」というより、「医療の運営方法そのものが変わる年」と言っても過言ではありません。
医療法改正で何が変わるのか
医療法改正では、病院や診療所に求められる役割がこれまで以上に明確になります。
例えば、
・地域医療構想の見直し・医療機関機能報告制度・外来医師過多区域への対応・オンライン診療制度・医療DXの制度化
など、多くの変更が行われます。
特に病院では、「自院だけ」で考えるのではなく、「地域全体でどの役割を担うのか」が重要になります。
診療報酬改定は点数だけではない
診療報酬改定というと、点数表を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、令和8年度改定では、それ以上に重要なのが「継続管理」です。
例えば、
・施設基準・職員配置・研修実績・委員会開催・院内掲示・ホームページ掲載・実績管理
これらを継続して管理し、必要に応じて証明できることが求められます。
つまり、「届出を出して終わり」ではなく、「届出後の管理」が重要になっています。
セキュリティは情報システム担当者だけの仕事ではない
医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第7.0版では、大きな考え方の転換がありました。
これまではシステム担当者中心だったセキュリティ対策が、
・経営者・管理者・システム担当者・委託事業者
それぞれの責任として整理されています。
特に、
・ランサムウェア対策・バックアップ・委託先管理・BCP・アクセス管理
などは、病院全体で取り組むべきテーマになっています。
ホームページも制度対応の対象になる
ホームページは広報ツールではありません。
2026年は、
・施設基準・保険外負担・医療DX体制・自由診療・広告表示
など、多くの制度がホームページ掲載を求めています。
さらに医療広告ガイドラインでは、
・SNS・YouTube・症例写真・口コミ・インフルエンサー投稿
まで広告規制の対象になるケースがあります。
「知らなかった」では済まされない時代になっています。
医療DXは「システム導入」ではなく「経営改革」
電子カルテ
電子処方箋
オンライン資格確認
電子カルテ情報共有サービス
AI活用
これらは別々の制度ではありません。
医療DX令和ビジョン2030では、一つの医療情報基盤として整備される方向が示されています。
そのため電子カルテも、
「どのメーカーが安いか」
ではなく、
・標準仕様対応・情報共有・電子処方箋・セキュリティ・将来性
まで考えて選ぶ時代になっています。
365メディカルが考える2026年のキーワード
今回の制度改正を一言で表すと、
「届出から継続管理へ」
です。
施設基準
医療広告
WEB掲載
セキュリティ
地域医療構想
電子カルテ
これらは、それぞれ独立した制度ではありません。
一つの医療機関運営として管理することが求められています。
そのため365メディカルでは、
365Registry
医療情報安全管理MSO
医療広告監査
電子カルテ導入支援
AI事務長構想
などを通じて、制度対応を継続的に支援しています。
特設ページではさらに詳しく解説しています
今回の記事では概要をご紹介しました。
しかし実際には、
法律とガイドラインの違い
各制度の関係図
医療法改正のポイント
診療報酬改定の要点
医療情報システム安全管理ガイドライン第7.0版
医療広告ガイドライン
新たな地域医療構想
骨太の方針2026
医療DX令和ビジョン2030
厚生労働省・内閣府の公式資料リンク
関連ブログ一覧
まで、一つのページにまとめています。
制度改正は、資料を一つずつ読むだけでも相当な時間がかかります。
病院長、院長、事務長、医事課、経営企画担当者の皆さまにとって、「制度対応の入口」として活用いただける内容を目指しました。
ぜひ特設ページもご覧ください。
▶ 2026年 医療制度改正・医療DX特設ページ
365メディカルについて
365メディカルは、医療機関の制度対応を支援する専門機関です。
施設基準管理、WEB掲載、医療広告、医療情報セキュリティ、電子カルテ導入、医療DX、地域医療構想など、制度改正に伴う実務をトータルでサポートしています。
制度改正への対応でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
引用・参考
厚生労働省「令和8年度診療報酬改定」
厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第7.0版」
厚生労働省「医療広告ガイドライン」
厚生労働省「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書(第6版)」
厚生労働省「新たな地域医療構想策定ガイドライン」
厚生労働省「医療DX令和ビジョン2030」
内閣府「経済財政運営と改革の基本方針2026(骨太の方針2026)」
用語集
医療DXデジタル技術を活用して医療提供体制を効率化・高度化する取り組み。
施設基準診療報酬を算定するために医療機関が満たすべき人員・設備・運用などの基準。
医療情報システム安全管理ガイドライン第7.0版医療機関における情報セキュリティ対策の考え方を示した厚生労働省のガイドライン。
地域医療構想地域ごとの医療提供体制を将来に向けて最適化するための構想。
免責事項
本記事は、2026年7月時点で公表されている法令、通知、ガイドラインおよび政府資料をもとに作成しています。制度の詳細や個別の運用については、最新の厚生労働省・内閣府等の公表資料をご確認ください。また、本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言等を行うものではありません。




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